2012年6月 5日 10:02
喜怒哀楽
みなみ大通法律事務所 弁護士 酒井 謙
先日,探し物をしていて部屋で段ボールをひっくり返していたら懐かしいものがたくさん出てきました。
そのなかに司法研修所時代(法律家の卵の学校です)のノートがありました。
そこに人間的に好きだったY教官がおっしゃっていた法律家としての心構えがいくつも走り書きしてありました。
忘れかけていて,いずれも心にしみましたが,一番気になったのは「人として喜怒哀楽をあらわにしなさい」というものです。
弁護士をはじめて早8年目,まだまだ「若手」ですが1年目や2年目に比べると驚いたり,落ち込んだり,怒ったりすることは少なくなってきたような気がします。自分でそう思っているくらいですからはたから見ればなんて感情の起伏の少ない人なんだろーと思われてしかるべきです。
程度の差はありますが,お客さんにしてみると一緒に泣き笑い怒ってくれる弁護士のほうが親しみやすいんだろうなーと思いました。
日々反省,精進いたします。
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