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2014年7月11日 10:57

写真:弁護士

弱いけど勝てる

開成高校の野球部の小説を読みました。

ドラマにもなったらしいですが私はテレビはみません。

監督と学生は自分たちが弱いこと下手くそなことを認めつつ,ポジティブに,超徹底的に理論的な野球をしています。

私は剣道ですが通ずるところがあり感動しました。

スポーツで食べていける人は一握りです(夢見る少年少女よ,このシビアな現実を認めなければいけません)。

その一握りの人を見本(大きな意味で人生の目標,小さな意味でテクニック面)にするのは大切ですが全て同じではダメなわけで,分相応ってものがあります。頭を使わなければならないのです。

この小説はそのことを気づかせてくれました。というか・・・認めざるを得ないことです。

弱くて下手なこと(どこがどのようにダメなのか)を認めた上で,どのような工夫をするか,具体的には,どのようなスポーツや武道にもある定石を大切にしつつ,他に勝っている自分のわずかな特徴を最大限に生かす工夫をすることが大切だと思いました。

仕事も人生も一緒ですね。良い人のまねをすること・他人の進言をよく聞くこと,でも全て人まねではだめなんだなって,わかっているけど加減がむずかしい。

 

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