私たちの事務所は，昨年１１月から，司法修習生を受け入れていました。山田義幸さんです。去る９月２２日に札幌での実務修習を終了して東京のほう(正確にいうと埼玉県和光市)に巣立っていきました。一言いただいたのでここで紹介させていただきます。山田君，さぁどうぞ↓

昨年１１月末から本年９月まで、数ヶ月を除いて約４か月間、この事務所において司法修習でお世話になりました。

司法修習というのは、司法試験合格後に、弁護士・裁判官・検察官になるために全国各地で行う約１年間の研修のことです。

研修ではいろいろな事件について立ち合わせていただきました。もちろん相談者の方の承諾なしに、研修生（司法修習生）が立ち合うことはありませんのでご安心下さい。

昨年１１月、札幌に向かう電車の窓から見た、真っ暗な夜と雨。縁もゆかりない北海道の地での暮らしに対する僕の気持ちを象徴しているかのようでした。

そうした中、先生方、事務員の方々は僕のことを温かく迎えてくれました。もちろん空調の影響もありますが、人としての温かさが北の大地での肌寒い季節には一層身に染みました。

北海道でなければ見ることができなかった景色、北海道でなければ入れなかった温泉や食べられなかったお寿司、北海道だからこそありえた人との出会い。全てが僕の大切な思い出であり財産です。

最後になりましたが、僕のことを温かく迎えて下さった事務員の方々、先生方、

研修生山田の同席を快く承諾してくださった相談者の方々にこの場を借りてお礼を伝えたいです。

また、いつか、きっと、札幌に戻ってきます。

ありがとうございました。