2016年3月15日 09:40
正義感について
みなみ大通法律事務所 弁護士 酒井 謙
どこかの校長先生が公の場でとんでもない発言をしたというニュースを読みました。
きっとこの先生は自分は正義だと,正しいことを言っているという信念をもっていると想像できます。
自分は悪いことをしていると思ってわざと悪いことしている人も嫌ですが,自分が正義だと信じて疑わない人は怖いです。たちが悪いというか困ります。
それに,仲間内の飲み会などの席と公の場の区別がついていない人が偉い方々のなかには多いのではないかとも思いました。
話は少し変わりますが,大学で法学部のある教授は議論の際の「こうあるべきだ」という理由づけを「神々の戦い」だと表現したことを思い出します。揶揄・皮肉です。何が正義だとかこうあるべきだと乱暴に飛躍しないで,きちんと論証しなさいという意味です。
あらためて自ら顧みることを含めて,いろいろなことを考えさせられる今日この頃です。
このブログ記事へのトラックバック
Hello!
прокат авто без водителя ,
прокат | 2016年7月20日 05:52