2014年7月16日 10:37
自信と謙虚
みなみ大通法律事務所 弁護士 酒井 謙
ちょっと前に号泣会見した人が話題になりました。
あのような感じの人がイメージ的に典型例なんですが,自己流の正義とか信念みたいなもの持っていて,その「自分らしさ」「俺流」みたいのに酔っている人って一歩間違うとそうとうたちが悪い。
どうしてかというと自分が正義だと信じているからです。迷いがないんです。
私は常々,謙虚さと自信を持つことのバランスが大切だと思っています(そのバランスが難しい)。
ひょっとして自分は間違っているのではないか,と常に客観的に検証することが大切だと思う。
例えば,自分の言動がセクハラにあたるわけがないと信じて疑わないおじさんが世の中にたくさんいます。ドキドキしながらセクハラする人よりもたちが悪いです。
人は,ひょっとして自分は間違っているかもしれないって少しでも思える人とそういうことを全く想像できない人に分かれるのかなって思います。
歳をとっても前者であり続けたいです。
このブログ記事へのトラックバック